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ありがとうございました

名大写真部OB会の皆様へ

この度は、深水佳世子写真展『水の国・にほんの潤景』にお越しくださいましてまことにありがとうございます。
お陰さまで、無事写真展を終えることができました。

写真展に先立ってちょうどOB会にお呼びいただき、四十数年の歳月を隔てお会いできた方や、初めてお会いできた先輩方に親しくお声をかけていただき、とても嬉しく存じます。
私の旧姓東(あずま)を覚えておられて旧姓でお呼びくださったりと、とても懐かしく思いました。

写真の中でも風景写真は、特に早朝や夕暮れの情景を撮影することが多いので、謂わば修行僧のような厳しい場面も多くございます。
通常は、夜明けの数十分前に空が白み始めますので、そのころには現地に到着して待機をいたしますが、睡眠不足の頭で、しかも極寒の地などですとほんとうに辛いこともありますが、思いがけない光景に出会えたときにはこの上ない喜びでもあります。
心惹かれる風景には彷徨っても彷徨ってもなかなか出遭えるものではないのですが、出遭えたときには、その美しさを、作品をご覧くださる方に少しでもお伝えできるように撮らせていただこうと最大限の努力をいたします。

写真を描くようになって、川合玉堂の絵に吸い寄せられるようになりました。
私には、ある意味、川合玉堂先生のような写真が撮りたい・・・と、そのような光景を探して彷徨っているところもございます。
彼が、山里に棲み、実際に里人と深く関わりあって過ごした歳月からくるものと思いますが、 他の水墨画や日本画にない、里人への温かさが伝わってまいります。

私も、限界集落と呼ばれるような深い山里ばかりを求めて彷徨っておりますが、いつも里人にゆっくり話を伺ってまいります。
私が里に来たことを喜んで、目の前で新鮮な野菜を畑から抜いてくださったり、朝獲れたばかりの川の幸をいただいたり、・・・
私も住居は都心のマンションにありますが、ベランダで干し柿を作っております。これも、里人が干して吊るしている柿を分けてくださったことから始まりました。
空気の澄んだ山里での暮らしが、少しでも長く続きますように祈らずにいられません。

深水 佳世子
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